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家庭用除雪機の遠隔操作実証実験・報告会を実施いたしました

2025年1月30日(木)JM-DAWNおよび釜蓋遺跡公園にて「家庭用除雪機の遠隔操作実証実験・報告会」を実施いたしました。

こちらは、デジタルを活用して地域活性化に取り組む「上越5e協議会」と若手技術者集団「上越技術研究会」が2024年の2月からスタートした取組みです。
100m離れた室内(JM-DAWN)から屋外(釜蓋遺跡公園)に向けてローカル5G電波を用いて、家庭用除雪機を遠隔操作し、動作の正確性や、カメラ映像等の遅延状況を確認できました。
今後はローカル5G環境のみならず、Wi-Fi環境があれば利用できるようにアップデートを重ねる予定です。
また、障害物感知センサー搭載や、安全性確保に向けて活動してまいります。

まだまだ課題は残っておりますが、地元の若い技術者を中心に近い将来、実用化に向けて動き出し
「メイドイン上越」にできれば幸いです。

 

 

  

【本事業の背景】
豪雪地域である上越市は家庭用除雪機が多く使用されているが、一方で操作ミスなどの事故も多発している。

また高齢化社会においては除雪対応そのものが厳しくなる環境も予想されることから、事故の減少や除雪の担い手不足を補い、地域の課題解決に導く。

将来的には地域のモノづくりの活性化にも寄与したい。

 

【システム概要】
家庭用除雪機に4K高精細カメラ、衝突センサーや送受信装置、PC等を接続し、ローカル5GやWi-fi電波を利活用し、画像伝達とセンサー制御の遠隔操作実証。

(制御・遠隔操作を主眼としたプロトタイプ制作)

 

今後とも上越5e協議会をよろしくお願いいたします。